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2021年03月03日

肩こりを治す施術

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先月、肩こりと糖質について書きました。今日は肩こりの構造的な問題とその解決策である療法について書いてみたいと思います。このところ肩こりの方が多く来院されます。どこかよい治療院はないかと探しているようですが、「ここにありますよ!」と声を大にして言いたいと思います。
私も若い時から肩こりでつらい思いをしてきました。食事を糖質制限にして改善したのですが当然ながら身体のケアも同時に行ってきました。通常の肩こり治療では直接肩を揉んでもらうことになります。、一時は楽になりますが繰り返します。いろいろな治療院をめぐり最後はリラクゼーションで毎週のように通う方もいらっしゃいます。
重要なことは肩こりを起こす原因となる筋肉ポイントを探してもらいその部位をトリートメントすることで肩こりは治ります。そのポイントは足にあったりします。信じられないかもしれませんが真実です。肩回りの筋肉だけをほぐしてもすぐに再発します。肩にコリとして違和感が出てはいるが肩が原因でないケースが多くあります。当院では足や腕の筋肉にその原因のポイントを探します。

目次

筋肉への正しいアプローチ

肩の筋肉は僧帽筋という表面に広く広がる筋肉の下に肩甲挙筋、起立筋という深層の筋肉があります。通常のマッサージでは表層の僧帽筋だけを施術するためその下の肩甲挙筋や起立筋などの深層筋は緩みません。しかし、慢性症状のある方は深層筋までコチコチになっていることが多いのです。深層筋まで緩めるにはそこに関連している筋肉・筋膜などのつながって影響している遠隔部の筋肉ポイントを探して施術しなくては改善につながらないのです。
施術後のホームワークとして筋肉が短収縮して硬く短くなっている部分はストレッチ、伸びて弱くなっている筋肉にはエクササイズを行ってもらいます。肩・首回りだけではなく全身の運動をご指導するにはこのような理由からです。

筋筋膜経線(ルート)という考え方

人間の筋肉・筋膜はつながりがあります。筋膜リリースの世界的大家であるThomas Myers氏が提唱しているアナトミートレインという理論があります。例えば足のつま先から腿の前とお腹を通り頭蓋骨につながっているSFLといるラインやSBLという足の裏から背中を通り後頭部から眉毛まで通じるラインなど全身に影響しているラインなど7種類あるといわれます。(当院ではルートと呼んでいます)その理論を基にして独自の手技を使って肩コリを緩めていくことができます。現在までの経験から独自の新しいルートも追加してより早くトリートメントができるようになりました。初回の施術でもかなり改善できるので1回で終了される方もみえます。しかし、姿勢改善など根本的な治癒を目指す方は最低3回の施術をお勧めしています。その3回の間にその方に合ったエクササイズをプログラムします。毎日の生活にルーティーンとして取り入れることでより効果が発揮されます。あなたも一度肩こりの新しい治療法を受けてみませんか。

お風呂で代謝を上げる

最近の若い方はシャワー浴のみの方が多いようです。血流の低下は肩こりにも大きく影響します。
新陳代謝を高めて首や肩周りの疲労物質も排出できます。汗もかくことで老廃物の除去にもなります。ゆっくりとリラックスして入浴されることも大切な習慣です。40~41℃ほどのお湯に15分~20分程が理想といわれています。水分補給も忘れずに行ってください。

ウォーキングの習慣

肩こりの方のほとんどは運動習慣がありません。そこで私が提案することはウォーキングです。ジムに行かなくてもウォーキングならばお金もかかりません。歩くことで足の筋肉~お尻の筋肉を使いますので一気に代謝が上がり体中に血が回ります。できれば少し速足で15分~20分は歩かれるとよいです。(ウォーキングのポイントは腰痛改善のコラムでも書きました)すべての身体のトラブルには運動は必須です。

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