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2021年03月21日

糖質制限に注意する方

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糖質制限をしてみたがその結果成功せず途中で終わってしまった方、医師にかかっているのではじめから無理と思っている方もいらっしゃるでしょう。高齢者のデイサービスで糖質制限を推奨してきた経験から注意点を含め気づいたことを書いてみたいと思います。糖尿病で医師にかかっている方は必ず相談して行っていたくことが絶対に必要です。経口血糖降下剤やインシュリンを服用している方は低血糖を引き起こし危険です。また重度な肝硬変の場合は肝臓よりブドウ糖を作り出す糖新生という機能が低下している可能性があるため低血糖になります。急性または慢性の膵炎の診断をされている方、長鎖脂肪酸代謝異常症の方も同様です。腎障害の方についてはeGFR60ml/分以上であれば適応されると江部康二医師は書いています。
「糖質制限の教科書」江部康二著より引用

目次

腎臓病とたんぱく質

慢性腎炎の方が利用者でみえました。腎臓病はたんぱく質制限を指導されるためご本人も控えがちになります。(過剰摂取をしないように話をされるのでしょうが、年配者は
できるだけ食べないようにと短絡的に考えてしまうのだと思います)その結果、エネルギー量や筋肉量が減ってしまい体調が悪くなってきます。その方も歩行の機能が徐々に低下してきたためデイサービスを利用することになりましたが、軽い運動を行っただけですごく疲れてしまう状態でした。担当の栄養士さんと相談してできるだけたんぱく質と脂質の量を上げる工夫をしていただくようお願いしました。栄養士さんもご理解のある方で糖質を制限してたんぱく質、脂質を増やす食事を指導していただくことができました。脂肪をたくさん摂ることでエネルギーになりますので良質なオリーブオイル、バター、ココナッツオイルなどを食卓に常備して日々摂るようにされると徐々に元気が出てきました。糖尿病の数値もよくなったと喜んでみえました。腎臓病の方はたんぱく質は腎臓に悪いとの思い込みがあるため食べることに抵抗があったようですがある程度食べても腎機能には影響してこないようでした。この経験から腎臓の数値がかなり悪化していない場合以外は医師や栄養士さんと相談して糖質制限と、ある程度のたんぱく質摂取が大切だと感じました。栄養士さんから具体的な摂取量を指導していただけると食事に反映ができ結果につながります。今回は一つの例として取り上げました。栄養療法はその方により、合う合わないがあります。決して強制されるべきものではありません。

糖質制限食でよくある間違い

糖質制限にチャレンジしてパワーダウンになる方に多いのは「制限」という言葉からすべての食材も控えていしまうことが多いようです。糖質(ブドウ糖)からのエネルギー源を絶つことになりますので、たんぱく質と脂質はこれまで以上に食べないといけません。できれば今までの倍量を勧めています。食が細い方についてはバター、ココナッツオイル、オリーブオイルをできるだけ摂っていただきます。肉や魚も十分に摂れるようになると、ビタミンB群、鉄分が摂取できるようになり体内のサイクルが回りだし糖質制限が成功します。時としてたんぱく質を取り始めるとおなかが張ってくる方がみえますが、消化機能が低下している状態ですから食べれるものを少しづつ増やしていくことで食べれるようになります。
当院では糖質制限をメディカルトレーナーとして
サポートするプログラムもあります。

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