久屋整体

こんにちは、久屋大通駅から徒歩1分の久屋整体です。

いくつか前のブログで、50年前の野菜や果物の栄養価は現代よりもはるかに高いと書きました。

残念ですが作物に含まれるミネラル分も同じように50年前よりも低くなっています。

昔も今も、食べる全体量は50年前とほぼ一緒でしょうから、現代はビタミン・ミネラル不足が疑われます。

なぜこのような事態が起こっているのでしょうか？

最近読んでいる「シン・オーガニック　吉田太郎著」の中にそのヒントが書いてありました。

第3章に「農薬と化学肥料はミネラルを減らし植物を不健康にする」とあります。

「化学肥料を施肥すると微量元素は減少してしまう。厩肥や堆肥とは違って化学肥料には微量元素がそもそも含

まれていない。加えて、土壌を酸性化するために、マンガン、鉄、亜鉛等の加給度が低下し、吸収されなくなっ

てしまう。そして、農薬によっても微量元素は欠乏する。ほとんどの化学合成農薬は窒素を含むが陽イオンであ

ることから、ミネラルを保持する錯体（金属元素の周辺に何らかの物質が結合した化合物のこと）中のカルシウ

ム、マグネシウム、亜鉛、銅等の陽イオンを置換する」以上一部引用

内容が専門的になりましたが、自然の土には豊富なミネラルが含有されていて植物自体が健康であるならばその

根から吸収して全体に行き渡るということだと思います。【ちなみに化学肥料は石油から作られています】

もともと日本の農業は自然農法であったと思います。

僕の子供の頃は人糞を肥溜めで発酵させて畑にまいていました。

このシステムは世界でも類をみないほど、持続可能なシステムだったようです。

時々、若いクライアントさんにこういった話をすることがあります。

若い世代が「食」や「農」について少しでも興味を持っていただけると僕は嬉しくなります。

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