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2024年11月26日

一酸化窒素とは

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こんにちは、久屋大通駅から徒歩1分の久屋整体です。

一酸化窒素(NO)という物質があります。(以下NO)

喘息持ちの方は発作の時にNOの測定値が高くなるため、NOにネガティブなイメージがあると思います。

喘息では気道に炎症が起こり、その炎症によってNOが過剰に産生され喘息症状をひどくするといわれます。

しかし、血管内皮細胞から産生されるNOの働きは血管を拡張させて血圧を下げたり健康に重要な役割をします。

マッサージ、指圧、鍼灸の治療の際に皮膚の刺激により、NOが産生されることが知られています。

血管や表皮に押圧刺激をかけるとNOやATP(すべての細胞のエネルギー)も同時に放出されます。

このことからも正しい専門家の施術はカラダにとって効能があると言えます。

また、運動することにおいてもNOがカラダに有効に働くことがわかっています。

「カルフォルニア大学ロサンゼルス校教授のL・J・イグナロ博士は米国科学アカデミー紀要に発表した論文

で、運動により血管内皮のNOが増えること、それにともなって動脈硬化が抑制されることを示しました。

また、運動に加え抗酸化物質(ビタミンE,ビタミンC)を摂取させると動脈硬化はより強く抑制され、

そこにNOの減量になるアルギニンを加えると、NOは更に増大し、動脈硬化も更に強く抑制されたと報告し

ています。つまり、運動は動脈硬化抑制因子のNOを増やすことで動脈硬化を抑制しているのです。
                 【人より20歳若く見えて、20年長く生きる 澤登雅一著より引用】

まだまだNOに関する詳細や機能に関しては不明のことが多いそうですが今後新しい情報が出てきそうです。

NOはその産生される場所やメカニズムが異なるそうです。

喘息でNO値が高いからといって血管が若くなるとは限らないそうです。

喘息の方でも血管内におけるNOの働きはカラダにとってプラスに働くということです。ご安心ください。

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