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2025年01月16日

料理つくり、皿洗いの大切さ

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こんにちは、久屋大通駅1分から徒歩1分の久屋整体です。

早いもので年が明けてから半月が経ちました。

お正月に読もうと図書館で借りてきた数冊の本は難しい内容のため酒が入った頭では到底読めませんでした。

エッセイならば軽く読めるだろうと手にした本は「味つけはせんでええんです 土井善晴著」です。

土井さんは料理研究家で以前にも、ほかの本を何冊か読んだことがあります。

とても文章がお上手ですらすらと読めてしまいます。

このエッセイの中で特に共感したことは「料理」の大切さです。

近未来ではAIやロボットが家庭に入ってくることで料理や洗い物を人間がしなくなる予想をされています。

様々な旬な食材を味わって食べるというより、完全栄養の加工食品をパクッと食べて食事完結という社会です。

機械に依存した近未来の若い人達はお皿洗いもしなくなることでしょう。

土井さんはこう言っています。

「洗い物をするということで、手先の器用さが養われ、目を動かして優先順位を学び、力加減を学び、きれいに

なる心地よさを感じ、シンクの中の秩序を感じ、手と心を結ぶトレーニングをしてきたのです。

もう充分に洗い物をしてきた人ならいいですが、何も身に着けていない人が洗い物を省略するのは、本当にもっ

たいないこと、自分を磨くチャンスを逃す。そんな考え方もできるのです。

感性とは身体能力ですから、適当に若いうちに鍛えておかないと身につかないものなんですね。

すでに多くの現代人は科学技術に依存しています。なのに、どうしてここまで、人間らしさを守ってこれたのか。

それは仕事に疲れてしまって面倒だと思っても、それなりにがんばって料理をしてきたからです。

料理という人間らしさを維持する行為とその時間を、失ってはならないと私は思っています」以上引用

僕も若者に料理つくりを勧めていますが、土井さんのように説得力のある言葉で語りかけたいと感じました。

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