2025年02月20日
腰痛をあきらめない2.
ブログ
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前回は腰部ヘルニアがあっても痛みの出現しない方も存在していることを書きました。
今回は脊柱管狭窄症(LSS)でも痛みがない方がいるという論文をご紹介します。
2010~2012にかけて奈良県立医科大学 山田宏准教授の「腰部脊柱管狭窄症の発症要因の解明:車載搭載型
MRIを用いた地域コホート研究」という論文がKAKENに載っています。(以下転載)
「整形外科専門医が住民ボランティアの運動器検診を実証するとともに車両搭載型MRIを用いて脊柱の画像診
断を追加することで、一般住民における腰部脊柱管狭窄症の疫学実態調査を行った。
その結果、画像上に腰部脊柱管狭窄症を有するものは全体の80%を占めたが、症状を有しているものは約10%
に過ぎなかった。この研究の対象者は和歌山県山村部と漁村部の40歳以上の男女1690人を対象にして行われ
ました。結果、77.9%が潜在的患者であるが、その中の有病者は9.3%であったということ。
本研究から導き出されることは、LSSに対する短期的な治療目標を設定する場合には、画像上の異常に捕らわ
れることなく症状を取り除くこと、すなわち、保存的治療(リハビリなど)を手術より優先すべきとなる。
また翻っていくら画像上の狭窄が高度であっても症状がなければ、予防的神経除圧という考え方は成立しないと言える」
では、そのLSSの痛みや痺れはどこからくると考えられるのでしょうか?
LSSの方は腰椎自体(背骨全体)が非常に硬くなっています。【重要→原因は筋肉の硬さです】
脊柱から出てくる神経は網の目の様に皮膚の下に張り巡っています。
筋肉が硬くなれば筋膜・筋肉の滑りが悪くなることで、神経への牽引力が働き痛みとなると考えられます。
僕自身、手術を施しても痛みが消失しない患者さんを多く診てきました。
まずは筋肉・筋膜の滑走の回復を目指すことがファーストチョイスだと思います。
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