BLOGブログ

2021年02月04日

つらい肩こりと糖質の話

ブログ

今日は肩こりについてです。
実は私も若いころからの肩こりでつらい思いをしてきました。治療家になる前は改善できることならば何でも試していました。勤務先の医師からミオナール(筋弛緩薬)やデパス(安定剤)などを処方してもらい服用したこともあります。しかし、副作用があるので漫然と服用することはやめました。麻酔科の医師より星状神経ブロック注射が効くと聞いて1年ほど通ったこともありました。頸の付け根の部分に麻酔薬を打つ治療法です。週2回で接種するのですが10回打って2回ほどはよく効きましたが、戻りも早く麻酔薬を入れること自体に抵抗がありやめました。マッサージや磁気ネックレスに投資をしたこともあります。いわゆるゴッドハンドといわれる先生にもかかりました。肩こりがひどくなると頭痛も起きるので難儀をしていました。障がい者施設勤務の時は宿直業務もあるので頭痛薬をいつも常備していました。
『肩こりの方のつらい気持ちは本当によくわかります』
肩こりの自覚がいつから起きたのか思い返してみると、高校生の頃であったと思います。朝ご飯を食べると体がだるくなり重い身体を引きずり登校していたことを記憶しています。私は食が細く身体が小さかったので母親よりご飯をたくさん食べるようにいつも言われていました。私は少食でしたが米を沢山食べるようになると昼からの授業が眠くて仕方ありませんでした。自転車で30分ほどの通学でしたから運動をすると楽になることはわかっていました。大人になり運動習慣もなくなると再び身体のだるさや重さを感じるようになりました。社会人になってからは定期的に鍼灸の先生の治療院に通い治療を受けていました。
自分ではこんなものだろうとあきらめていました。
自分が治療家になり、たくさんの治療家との出会いがある中で「糖質制限」を知りました。
10年以上前のことです。
江部先生や釜池先生の「糖質制限」の本が出版されたころです。むさぼるように読んだ記憶があります。
自分でも実践してみると、みるみるうちに体重が17キロほど減少して体調がよくなり、頭の中もすっきりし、
10歳ほど若返った実感がありました。検診で数値が高くなっていた項目がほとんど正常値になったことも驚きました。また気づいたときには肩こりは消失していました。
生化学的に何が起きているのか興味があり、いろいろな書物を読んで更に理解を深めました。運動療法、手技療法の限界も感じていたため栄養療法に答えを求め本格的に分子栄養学を学ぶきっかけにもなりました。
ゴッドハンドといわれている先生に手技も習いましたが、その先生でも100%の改善はありませんでした。
痛みや肩こりは血糖値の問題が大きく影響していることが多いと気づいた時期でした。
そのころの食生活といえば何も考えずに好きなものを好きなだけ食べていました。特に麺類が大好きでごはんと一緒にダブル炭水化物の食事を摂っていました。
では体内で何が起きているのでしょうか。
甘いもの、ごはん、パン、麺などの炭水化物を食べると血中の血糖値が上がります。高血糖になるとインシュリンが膵臓から分泌され血糖値は下がります。今度は血糖値が下がりすぎると上げるホルモンが分泌されます。アドレナリンや糖質コルチコイドなどです。血糖値を下げるホルモンはインシュリンただ一つですが上げるホルモンいくつもあります。血糖はインシュリンで消えてなくなるわけではなく、脂肪として内臓や筋肉に押し込められます。
血糖値を上げるホルモンには筋肉をこわばらせる作用があるようです。筋肉のこわばりにより肩こりが誘発されるようです。ですから血糖値を急激に上げない食べ方をすればいいわけです。「糖質制限」は筋肉のこわばりの予防だけでなく、血管へのダメージもあり脳梗塞や心筋梗塞の予防にもなると血管外科の先生も本を書いています。

デイサービスにTさんというリウマチの方がみえました。手指のこわばりと手の痛みにつらい思いをされていた方です。その方は糖質が大好きで喫茶店ではコーヒーに砂糖を3~4杯入れて飲む習慣があり、菓子パンも好きで一日10個ほど食事の間に食べるということでした。糖質の話を何度もすることにより、少しずつ糖質制限にチャレンジしてもらいました。半年ほどで痛みの消失があり薬も減薬となりました。もともと肉が嫌いであったのですが、糖質よりお肉が好きになられご自分でも驚いて見えました。リウマチのこわばりにも影響していたのだと知ることができました。(今ではリウマチ専門の先生も糖質を下げるように言われるそうです)
血糖値の上がり方は個人差が大きく、詳しく知るには血液検査(GA)を行う必要があります。肩こりのひどい方は例外なく糖質好きの方が多いです。できれば2週間の糖質制限をお勧めします。栄養療法を行うと肩こりだけではなくアレルギーも改善したり、高血圧が改善することが多々あります。最近では低糖質の食べ物も多く販売されているため導入もしやすくなりました。様々な病気は糖質の過剰摂取で起きているということを発信されるお医者さんも増えてきました。また糖質制限を実践している一般の方も増えてきました。大変良いことだと思います。しかし、まだこの事実をご存じなく苦しんでいる方も多くみえます。早く改善をすれば間に合いますが体内で起きている「高血糖の記憶」というものは消えません。食事から変えることができる痛み、肩こり。ぜひ広く知っていただきたいものです。
SHARE
シェアする
[addtoany]

CONTACT

お問い合わせ

Webからのお問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

052-212-8180