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2021年02月22日

痛みの原因、トリガーポイントとは。【No.3】

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今回はトリガーポイントの治療法について書いてみます。当院では施術の後に個々にお応じたエクササイズをご指導しますが、その運動がトリガーポイントを治すものではありません。一般的にストレッチやエクササイズはトリガーポイントの治療法ではないのです。身体にとってはポジディブな習慣であることには変わりはありませんが…。

目次

トリガーポイントの治療法

トリガーポイントへの注射

医師が行うものではトリガーポイントへの注射があります。プロカインという体内からすぐに抜ける局所麻酔を少量使用する治療法です。ただし、トリガーポイントの硬結は小さいもは針の頭程などで正確に皮下注射をするのは非常に高度の技術が必要といわれます。注射は血管、神経を不用意に傷つける危険も伴い、さらには注入された麻酔薬を排出しなくてはならないことを考えると一度に治療できる数は限られてしまいます。しかし、トリガーポイントが形成されて間もないうちであれば、注射は筋膜痛に関して最も即効性のある治療法であるともいわれています。

スプレー&ストレッチ

冷却スプレーを皮膚に塗布してから炎症のある筋をストレッチすることでトリガーポイントを除去する治療法です。安全に行うためには3つのポイントがあります。第一は痛みを生じるトリガーポイントの存在する筋を正しく認識してストレッチをすることです。解剖学を熟知していないと難しいストレッチです。第二はストレッチの前にトリガーポイントの隠れている筋上の皮膚や関連痛のある部位を氷や冷却スプレーで冷やしておかなくてはいけないことです。また筋が冷えすぎてしまうとストレッチがしにくくなり更に痛みを引き起こすことがあります。第三は筋を冷やしてしまうので、施術後すぐにホットパックにて温めなくてはいけないことです。

筋筋膜トリートメント

トリガーポイントを直接処置をする最も安全で効果の高い治療法は筋筋膜トリートメントになります。注射療法と同様に直接施術ができ、しかも血管や神経周辺など注射ではリスクが高い部位にも行えます。また、注射と違い何か所かのポイントにも施術できるため効率よく短時間にて行うことができます。服の上から施術可能なため着替えていただく必要もありません。痛みに関連しているトリガーポイントを探し出し硬結部に正しく圧をかけて、その筋肉を収縮させることで緩めていく治療法です。当院での施術は全身治療のため広範囲のトリガーポイントを短時間で探してケアをしていきます。(ミディアムセッションで40分~50分程あれば可能です)

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