2021年03月18日
座りすぎがもたらす身体への影響
ブログ
目次
座るという当たり前の生活
ビジネスマン・OLの方は朝の通勤時間でバスや電車内で座り、会社につけばデスクワークで座ります。帰りの交通機関でも疲れているので再び座り、自宅につけばソファーに座りテレビを見たりします。こんな生活は当たり前なのかもしれません。そして10年、20年が過ぎ身体に異変が起きてくるのでしょう。
週末はジムに行くから大丈夫と考えても初めに書いた日常的に動きがあっても座りすぎの時間が長ければリスクは高くなるそうです。
座りすぎが仕事のやる気を奪っている
「座りすぎ」と「仕事のパフォーマンスや仕事に対する意欲・態度」の興味深い調査結果があります。
生産性とワーク・エンゲージメント(活き活きと熱意をもって仕事に臨んでいる状態)ついて仕事中の座位時間との間に強く関連している結果がありました。20歳から59歳の2500人を対象とした調査です。仕事中の座りすぎと生産性に関しては中高年ではあまり関係していませんでしたが、若い方では仕事の座位が長い時に「仕事のパフォーマンスが低かった」と感じた人は38%も多かったという結果が出ています。
運動をしても座りすぎは解消できない。
身体活動や定期的な運動はもちろん必要ですが、同様に座りすぎないことが大切です。ジムでトレーニングをしてもそれ以外の時間は座っているとなればせっかくの運動の甲かも半減してしまいます。仕事中にも立ち上がりをすることを取り入れることが大切です。
30分に1回は立ち上がり、上半身を動かしたり、股関節を動かす足の運動を取り入れたりすることで健康リスクがかなり改善できるとの研究結果があります。生産性やワーク・エンゲイジメントの向上性を考えれば座りすぎリスクを会社全体で考える必要性もあります。
※当院では会社様にむけたエクササイズ指導も行っております。HPの事業内容をご覧ください。
参照:「座りすぎが寿命を縮める」岡浩一郎著より引用
身体を動かさない成人の加齢による具体的な変化
・10年間有酸素容量が10%減少
・1年間で骨密度が1%減少
・1年間で筋肉量が1%減少
・筋力が年齢に比例して低下
・筋肉とタルミ
・前傾姿勢
・手足の力が弱くなる
・倦怠感
・動作反応が遅い
・筋肉が脂肪に変わる
・インスリンが効かなくなる
・テストステロンの減少
・関節痛
・コラーゲン不足
・腸の働きが鈍る、吸収が遅くなる
・成長ホルモンの減少
「NASA式最強の健康法」ジョーン・ヴァーニカス著より引用
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