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2021年03月26日

頭がよくなる食事

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ドクター中松さんは34年間欠かさずに食事の写真を撮り続け、頭脳の働きと体調の変化に与える影響を分析し続けて2015年に栄養学賞を受賞されていたそうです。ドクター中松さんといえば数々の発明品を世に送り出した世界的にも有名な発明家です。現在でも90歳を超えているにも関わらず活躍されています。34年間の食事の分析結果により頭がよくなる55品目を見つけ出し、1日3色よりも1食が良いという結論に達したそうです。(その食品リストは下記のの欄でご紹介します)今回は頭に良い食事とは何が好ましいのか書いてみます。現代の子供たちは50年前の私の子供のころとは違い食べ物の種類が爆発的に増えています。特にお菓子や清涼飲料水に関しては驚くほどたくさんの種類が発売されています。しかも日常の運動量は少なくなり、食品から摂る糖質量は高くなる一方です。少子化、コロナ過も関係はしているのでしょうが外遊びをしている子供も少ないと感じます。これらのことより考えられるのは、子供達にも糖質過多の影響が出ていると思います。九州で三島塾という学習塾を経営されている三島学さんが5年前に江部康二医師と書かれた「糖質制限が子供を救う」という書籍があります。糖質の摂りすぎで起きていた集中力低下や眠気がなくなり勉学が向上した例、ケトン体に切り替えることで頭がクリアになり問題が良く解けるようになった事例が紹介してあります。また、免疫力も向上するためインフルエンザにも感染しにくくなったりと魅力的なことが記載されています。しかし、子供に糖質制限をすることには反対の医師たちも多くいたそうです。実は私の子供たちも糖質は少なめです。下の娘は中学生で運動部に入っているので朝、昼は主食を食べますがごはん100gです。しかも夕食では主食を食べません。その代わり肉と野菜をたっぷり食べさせています。お菓子、清涼飲料もほぼ食べさせません。そのせいで大変元気です。勉強面は自慢できませんが大変な読書家ではあります。(集中力はありますね)時々子供さんのトラブルで相談に乗ることもありますが、必ず子供さんの日常糖質量をお聞きします。トラブルのある子は間違いなく糖質過多が影響しています。子供でも血糖値のスパイクをなだらかにした方が気分も安定し楽になります。スポーツをしている高校生を接骨院時代にみてきましたが、ある運動部では三合飯を食べさせられ体調を崩している子供がいました。適切な食事法が子供たちの潜在能力を伸ばすと考えています。体を大きくする目的だけのドカ食いは子供たちの将来を奪うことにもなりかねません。指導者にも正しい栄養知識を知ってもらいたいと思います。(栄養セミナーも受け付けています)
子供たちには低糖質な食事を食べさせて、良質なたんぱく質を多く取り入れ、良質な油を食べさせてあげることを推奨します。

目次

Dr中松作成、頭の良くなる食品リスト

小麦胚芽、玄米胚芽、カツオ、イワシ、アジ、白ごま、黒ゴマ、エゴマ、焼きのり、青のり、赤しそ、梅肉、塩、味噌、醤油、シイタケ、キビ、アワ、ヒエ、アマランサス、キヌア、そば、ライ麦、ハト麦、脱脂粉乳、大豆、小豆、黒豆、ソラマメ、大麦、ビール酵母、はちみつ、卵黄、サンゴカルシュウム、アロエ、玉ねぎ、人参、ピーマン、セロリ、キャベツ、ネギ、ニンニク、ショウガ、唐辛子、ホタテ、ヒジキ、昆布、根昆布、わかめ、めかぶ、寒天、三温糖、みりん、ブドウ、プルーン
中でも味噌や納豆の食物性発酵食品がおすすめだそうです。
「へんな科学」五十嵐杏南著より引用

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