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2021年04月24日

からだの材料、たんぱく質の可能性。

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時々、読み返している本に解剖学の本があります。プロメテウス解剖学アトラスの運動器系と書籍です。日々の確認がないと筋肉名や筋肉の走行などは忘れてしまいますから時々確認が必要です。この解剖学の書籍の図は大変きれいでみていて本当に飽きません。それからもう一冊は三石巌先生の書籍です。三石先生は物理学者でありますが自身の白内障を分子栄養学で治した経験から科学者として分子栄養学を研究され多くの書籍を残されました。ご自身は95歳までスキーをされで転倒してもケガや骨折も起こさず楽しんでいたことは驚きです。ここまで実践されると分子栄養学の発信内容に説得力があります。
三石先生は人間にとってたんぱく質が非常に大切であると書かれています。

・高血圧にはまず良質なタンパク質が不可欠
・貧血には鉄分よりタンパク質
・腰痛、肩こりにもたっぷりのビタミンとタンパク質
・関節炎、骨粗しょう症、にはカルシウムよりタンパク質
・医師が見放したケロイドが高タンパク質で治った
・動物性タンパク質の不足が不眠症を招く
などタンパク質に関連した話がエビデンスをもとに書かれています。

今日はこの中からケロイドが治った事案をご紹介します。
14年前のある事件において被害者となり、体中に大やけどを負った女性がいました。
体中がケロイドになり医師からは一生治らないと宣言を受けます。
14年間苦痛に苦しんだ彼女に対し、三石先生はこの症状を改善できるある発想を思いつきます。
「ケロイドはできていても、おそらく皮膚の遺伝子そのものは壊れていないだろう。だとしたら必要な材料を与えてやれば正常な皮膚ができるはずだ」と考えます。
ケロイドに必要な材料は良質なタンパク質とビタミンです。また遺伝子のDNAは人体の設計図であり、この設計図はタンパク質の構造を暗号化したものです。
この設計図が壊れていなければDNAの指示で正常な皮膚が作られるはずだと直感します。
その彼女に良質なタンパク質とタンパクの体内利用をスムーズに働かせるために必要なビタミン群と皮膚代謝に大きく影響するビタミンAを提供しました。
その女性は14年も苦しんだせいで焦りもなく栄養療法に取り掛かったそうです。
その結果わずか2ヶ月で子供時代からあったペンだこが消えてしまったそうです。(タンパク質代謝が改善した)
これは皮膚が再生している証拠になります。
その後火傷のケロイドも治り始め半年たったころには少し残しただけでほとんど回復したそうです。
【医学常識はうそだらけ 三石巌著より引用】

私は以前この内容を読んだとき、自分にも思い当たるケースがありました。
自分の左手の平には子供のころ(野球でできた)から2つマメがありました。
50代で栄養療法を初めて「高タンパク質、ビタミンB群、鉄」の補給をするときれいに消えていしまいました。
自分では健康だとの自覚がありましたが、タンパク質、ビタミンB群不足が潜在的に存在していたのです。
(職場の健康診断では異常がなく、いつも年の割に優等生と言われいい気になっていました)
あるお医者さんも栄養療法をしてからゴルフが原因でできていた手のマメがきれいに消えて、それ以降は手にマメができないといっておられました。

久屋整体ではなかなか改善されない方に高たんぱくの食事の提案をします。
痛みが改善されない方、施術を受けても戻りが早い方などは栄養が不足している可能性があります。
本日ご紹介した内容を読んでいただけると少しわかっていただけるのではないでしょうか。
肉が嫌いな方、量が摂れない方にはプロテインも進めています。(販売はしていません。ご自分で購入願います)
膝痛、腰痛の方に高タンパク質を勧めると改善されます。
長年低たんぱく状態の方は時間がかかることが多いですが諦めず継続していただきます。

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