2021年02月01日
からだが冷えていませんか。
ブログ
先週末、名古屋でも雪が降りました。今日から2月に入りましたが、まだまだ寒い日が続くようです。
私は毎朝バスで通勤しています。通勤、通学の皆さんの服装をみて感じることがあります。
アウターはしっかり着込んでいるのに足元は無防備で寒くはないのかなと心配してしまいます。
足首を冷やしてしまうことは代謝も下がり身体のコア(深部)から冷えてしまいます。
昨今は流行り病の影響で検温をする機会も多くあると思います。あなたの体温はどのくらいでしょうか。
若い方でも35.0℃の方も多いと思います。ご自分から低体温だとおっしゃるクライアントさんもみえます。
やはり理想は36.5℃前後がよいそうです。ある本では日本人の体温が平均的に下がってきていることを指摘している
お医者さんもみえます。体温はご存知のように免疫にも多大に影響します。私の経験からも慢性痛のある方は低体温の方が
ほとんどであると確信しています。施術の際に肩、指先、背中、腰、大腿、足首、足先をざっと触れて冷えを確認します。なかには若くても芯から冷えている方も少なくありません。初見のチェックでその方のコンディションは分かってしまいます。あまり冷えている方はエクササイズで代謝を上げてから施術を行うこともあります。冷えた状態では施術効果が半減してしまうからです。
こういった事例からも現代の日本は身体を冷やす生活習慣になりやすくなっていると思われます。
例えば、
・冬でも冷たい飲料を飲む
・入浴はシャワー浴のみの方が多い(冷えた体で寝ている)
・夏は一日冷房の部屋で過ごす
・一年中夏野菜が食べれる
・冬でもショートの靴下を履いている(足首を出している)
・糖質が多くタンパク、脂質が足りない
・ストレスが大きく交感神経が優位(自律神経のバランスが悪い)
・運動習慣がない(筋肉量が少ない)
・貧血である
など冷えの原因は沢山あります。
私が危惧することは体温が低い自覚があるが、それを改善しようとせず何もアクションを起こさない方が多いことです。
実は私も30代の頃は検温をすると35,0度台でありました。一緒に仕事をしていた医師に相談すると半身浴が良いということで、1年程続けてみましたがあまり効果が得られず止めてしまったことがありました。次に行ったことは糖質制限と運動でした。
これは数カ月で効果がみられ現在も続けています。今の平均は36,5度はあります。筋量も増えて代謝が上がりました。
体温が高いと身体の調子が大変良好です。(風邪にもほとんど罹患しません)以前は体脂肪も多く冷えやすかったのもありますね。(17㎏ほど痩せました)
身体の冷えについて、クライアントさんにまずご提案することは以下のことです。
・足首、首元の防寒・・・足首やネックウォーマーなどを使って冷やさない習慣をつける。
・冬場は冷たい飲料より温かい飲料を選ぶ
・定期的に歩くなどの運動を取り入れる(20分以上)
・甘いものを出来るだけ避け、タンパク質をしっかり食べる
・季節の野菜を摂る
・シャワー浴だけのだけの方は湯船にしっかり浸かる
低体温から脱却できると慢性の痛みも楽になることが多くみられます。ご年配の方でも週に2回程の運動習慣を持つことで
体温が上がる方も多くみえました。気付いて行動するかしないかは結果に大きな差が出ます。
心当たりのある方は是非今日から知識を身につけ前向きに行動してみて下さい。必ず痛みやコンデイションが変わってきます。
以下は自律神経と体温との関係性を分かり易く解説してある今津先生の御著書よりお借りしました。
<医学的に交感神経と副交感神経の働きと「体を温める」こととの関係>
交感神経は運動をするときなど、からだを活動的に動かすときに働きます。交感神経からアドレナリンが分泌されからだの色々な部分がアドレナリンに反応します。脳細胞は活性され、心臓は脈拍数を増し、血圧を上げ、呼吸回数は増えていきます。筋肉には血液が大量に流れていき体内が熱くなっていきます。交感神経が興奮することで、体内の細胞が目覚め活性化します。
一方副交感神経は食事や睡眠のときなどからだを休めるときに働きます。副交感神経からはノルアドレナリンやアセチルコリンが分泌され胃や腸は活発に働き心臓は脈拍数をへらし、血圧を下げ呼吸回数は減ります。筋肉よりも胃腸へ血液が流れからだはリラックスします。体内の筋肉と血管は弛緩し手足末端まで血液がゆっくり流れることで冷えた指さきを温かい血液が温めてくれます。つまり、「からだを温める」ためには交感神経も副交感神経も必要なわけです。どちらか一方を大切にすることはバランスが悪く、結果的には身体を冷やしてしまいます。アクセルの役割を果たす交感神経もブレーキの働きをする副交感神経もどちらも大切な体の仕組みの一つです。最も大切なことは皆さんの生活スタイルに合わせて交感神経と副交感神経のバランスを取っていくことです。バランスを取りやすくするために「体を温める」ことを活用しましょう。
「病気が逃げ出す上体温の勧め」今津嘉宏著より
私は毎朝バスで通勤しています。通勤、通学の皆さんの服装をみて感じることがあります。
アウターはしっかり着込んでいるのに足元は無防備で寒くはないのかなと心配してしまいます。
足首を冷やしてしまうことは代謝も下がり身体のコア(深部)から冷えてしまいます。
昨今は流行り病の影響で検温をする機会も多くあると思います。あなたの体温はどのくらいでしょうか。
若い方でも35.0℃の方も多いと思います。ご自分から低体温だとおっしゃるクライアントさんもみえます。
やはり理想は36.5℃前後がよいそうです。ある本では日本人の体温が平均的に下がってきていることを指摘している
お医者さんもみえます。体温はご存知のように免疫にも多大に影響します。私の経験からも慢性痛のある方は低体温の方が
ほとんどであると確信しています。施術の際に肩、指先、背中、腰、大腿、足首、足先をざっと触れて冷えを確認します。なかには若くても芯から冷えている方も少なくありません。初見のチェックでその方のコンディションは分かってしまいます。あまり冷えている方はエクササイズで代謝を上げてから施術を行うこともあります。冷えた状態では施術効果が半減してしまうからです。
こういった事例からも現代の日本は身体を冷やす生活習慣になりやすくなっていると思われます。
例えば、
・冬でも冷たい飲料を飲む
・入浴はシャワー浴のみの方が多い(冷えた体で寝ている)
・夏は一日冷房の部屋で過ごす
・一年中夏野菜が食べれる
・冬でもショートの靴下を履いている(足首を出している)
・糖質が多くタンパク、脂質が足りない
・ストレスが大きく交感神経が優位(自律神経のバランスが悪い)
・運動習慣がない(筋肉量が少ない)
・貧血である
など冷えの原因は沢山あります。
私が危惧することは体温が低い自覚があるが、それを改善しようとせず何もアクションを起こさない方が多いことです。
実は私も30代の頃は検温をすると35,0度台でありました。一緒に仕事をしていた医師に相談すると半身浴が良いということで、1年程続けてみましたがあまり効果が得られず止めてしまったことがありました。次に行ったことは糖質制限と運動でした。
これは数カ月で効果がみられ現在も続けています。今の平均は36,5度はあります。筋量も増えて代謝が上がりました。
体温が高いと身体の調子が大変良好です。(風邪にもほとんど罹患しません)以前は体脂肪も多く冷えやすかったのもありますね。(17㎏ほど痩せました)
身体の冷えについて、クライアントさんにまずご提案することは以下のことです。
・足首、首元の防寒・・・足首やネックウォーマーなどを使って冷やさない習慣をつける。
・冬場は冷たい飲料より温かい飲料を選ぶ
・定期的に歩くなどの運動を取り入れる(20分以上)
・甘いものを出来るだけ避け、タンパク質をしっかり食べる
・季節の野菜を摂る
・シャワー浴だけのだけの方は湯船にしっかり浸かる
低体温から脱却できると慢性の痛みも楽になることが多くみられます。ご年配の方でも週に2回程の運動習慣を持つことで
体温が上がる方も多くみえました。気付いて行動するかしないかは結果に大きな差が出ます。
心当たりのある方は是非今日から知識を身につけ前向きに行動してみて下さい。必ず痛みやコンデイションが変わってきます。
以下は自律神経と体温との関係性を分かり易く解説してある今津先生の御著書よりお借りしました。
<医学的に交感神経と副交感神経の働きと「体を温める」こととの関係>
交感神経は運動をするときなど、からだを活動的に動かすときに働きます。交感神経からアドレナリンが分泌されからだの色々な部分がアドレナリンに反応します。脳細胞は活性され、心臓は脈拍数を増し、血圧を上げ、呼吸回数は増えていきます。筋肉には血液が大量に流れていき体内が熱くなっていきます。交感神経が興奮することで、体内の細胞が目覚め活性化します。
一方副交感神経は食事や睡眠のときなどからだを休めるときに働きます。副交感神経からはノルアドレナリンやアセチルコリンが分泌され胃や腸は活発に働き心臓は脈拍数をへらし、血圧を下げ呼吸回数は減ります。筋肉よりも胃腸へ血液が流れからだはリラックスします。体内の筋肉と血管は弛緩し手足末端まで血液がゆっくり流れることで冷えた指さきを温かい血液が温めてくれます。つまり、「からだを温める」ためには交感神経も副交感神経も必要なわけです。どちらか一方を大切にすることはバランスが悪く、結果的には身体を冷やしてしまいます。アクセルの役割を果たす交感神経もブレーキの働きをする副交感神経もどちらも大切な体の仕組みの一つです。最も大切なことは皆さんの生活スタイルに合わせて交感神経と副交感神経のバランスを取っていくことです。バランスを取りやすくするために「体を温める」ことを活用しましょう。
「病気が逃げ出す上体温の勧め」今津嘉宏著より
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