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2021年03月15日

健康な心と身体のマネジメント【思考の力】

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人間の思考や考え方はその方の健康や人生にどのように影響を与えているのでしょうか。メンタルヘルスの重要性は各企業が専門医やカウンセラーと契約して社員の健康管理に介入しているところも増えてきたようです。今日は思考と健康について考えてみたいと思います。私が高校3年の頃ユング、フロイトなどの深層心理学に興味を持ち難解ではあるものの、心理学関連の書物を読んだ記憶があります。(手元にも40年前の本があります)もともと自己啓発書を読む機会があり、ジョセフ・マフィーやナポレオン・ヒル、日本人では無能唱元などを読んだことがそれらに興味を持つきっかけになりました。今思えばかなりませた、生意気な学生でした。その後現在に至るまで自己啓発は継続して勉強してきました。特に健康面とのかかわりは重要で、日頃の気持ちの持ち方などを治療の現場にてご指導したりしています。少し前に発売された「思考のすごい力」ブルース・リプトン著の中で【信念は細胞を変え人生を変える!思考という「エネルギー」は強め合う干渉、あるいは弱め合う干渉という仕組みによって細胞機能の元となるたんぱく質を活性化したり抑制したりできる。遺伝子やDNAが私たちの生体機能をコントロールしているのではなく、細胞の「外側」からやってくるシグナルがDNAをコントロールしているのだ。さらに私たちが抱く思考は肯定的なものも否定的なものも強力なメッセージを発していて、それらも細胞をコントロールしていることを示してくれている。細胞生物学や量子物理学における最新の優れた研究成果と統合して得られた、この深遠かつ希望に満ちた視点は画期的である。なぜなら考え方を訓練すれば私たちの身体は「変えられる」ということを示しているからである。】以上引用
40年前に読んだ自己啓発書にも「思考は現実化する」というのが原理原則でした。現在では細胞生物学や量子物理学などの研究も進み、人間の思考がDNAにも影響していることがわかってきたのは驚きです。

目次

毎日できるシンプルな思考習慣

健康管理に必要な習慣として「食習慣・睡眠・運動・リラックス」があると思います。心の状態が体の状態に大きな影響を及ぼします。昔から病は気からとも言います。そこでいい心の状態は積極的心構えを保っているときだといえます。1981年にノーベル平和賞を受賞したW・クレメント・ストーン氏は「DO IT NOW!」をモットーとして100歳まで生きました。彼の一日の始まりは「私は健康だ!」という掛け声からだったそうです。聖路加国際病院理事長の日野原重明医師も健康とは数値に安心することではなく自分が健康だと感じることだと述べています。つまり、心構えが健康を作るということになります。心の持ち方でホルモンも免疫も変わります。ぜひ一日の始まりの朝に「自分は健康だ!」といい、感じてみてください。少し体調が悪くても元気だ!と言い切り肯定的な思考に切り替えることで健康は実現できます。実は私もこれを毎日行っています。常に毎日自分の潜在意識に言い聞かせることで健康状態は良くなります。なかなか肯定的な思考になれない負のスパイラルに陥っている方は当院の筋筋膜トリートメントを受けてみてください。身体が楽になり気持ちも前向きになれます。はじめに4回ほど連続してセッション(エクササイズもご指導します)を受けていただくと効果的で体も心も変わります。

自分のルール

最後に一つ。私は一つのルールを守っています。人生60年近く生きてきましたが絶対に否定的な言語は口にしないことを守ってきました。くじけそうになる時も「大丈夫、何とかなる」と自分に言い聞かせることを癖にしてきました。何とか自分の好きなことをしてこれて生きてこれたのもこの思考のおかげであったと実感しています。そしてありがとうの感謝の言葉。よく言われることですが実践している方は少ないでしょう。若い方にはぜひ「思考のすごい力」を知ってほしいのです。

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