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2021年04月10日

中高年の健康を守る糖質制限。

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厚生労働省「国民健康、栄養調査結果の概要」によると20歳以上の肥満の割合は男性32,1%で女性は21,9%という結果でした。次いで年代別では男性50代では37,2%40歳代では36,4%という結果であったそうです。肥満の基準はBMI25以上の方を指すということです。私も40歳の時には肥満でしたから痩せたい気持ちはありましたが、どうしたら痩せるのかわからず毎食同じスタイルで食べていた記憶があります。昼は施設の給食を食べて、休日は好きな食べ物である焼きそば、ご飯と赤だしのダブル炭水化物ですから痩せるはずがありませんでした。また宿直の日には夜食として菓子パンをよく食べていました。(仮眠の前に菓子パンを食べると睡眠の質が悪くなり翌朝は眠くて仕方ありません)体のスタイルも日本人に多いお腹ぽっちゃりタイプでした。好きなブランドでおしゃれをしたくてもウエストサイズが大きくなり、スラリとかっこよく着こなせなくなってきたのには諦め感がありました。体調が悪かったのもこの時期が一番であったと思います。独立をしてから糖質制限と出会いました。主食を抜くのは最初は無理だと感じましたが、実際に取り組んでみると全く違和感なく移行でき自分でも驚いたくらいです。日に日に体重が減ってきて身体が驚くほど軽くなり、何より驚いたのは頭の中がすっきりしたことです。(ブレインフォグという状態で何となく頭が重くすっきりしないという感じでした)
4か月ほどで16キロほど痩せ、当時の患者さんから癌じゃないのかと思われていたようです。服も20代の頃にオーダーで作ったスーツが着れるようになり、日常の服はすべて買い換えました。気分的にも10年は若返ったようでした。現在でも糖質制限を継続しておりますがスイーツも麺類も食べるときには食べますが量的には少ないです。
たくさん食べるとこの季節は花粉症がひどくなるので特に春先は控えています。
街中で以前の私のような方を見かけると糖質制限を勧めたくなります。(余計なお世話ですが…)
国の調査結果より、40、50歳代では3人に1人が肥満です。テレビ、雑誌ではこれを飲めば体脂肪が減るみたいな宣伝もあるようですが、「糖質過剰」が肥満の一番の原因です。その食生活を改善せずに薬、サプリに期待するのは難しいように思います。

昨日、脳梗塞になった知人と久しぶりに出会いました。彼は私より8歳年下ですが現在は右半身の麻痺を抱え、歩行のリハビリを頑張っていました。
糖質過多の食事は脳梗塞、心筋梗塞、脳卒中のリスクも高くなります。なるべく早い年代で適正な食事に変更ができるとそのリスクも下がります。
高齢になってからでは「高血糖の記憶」といわれる体内で糖化した臓器や血管の変性は元の状態には戻りません。
40歳、50歳代の方は日々忙しく自分の身体について考える時間もないと思いますが、今一度自分の健康について考えてみてほしいと思います。
働き盛りの方こそ肥満改善、体調改善のため「糖質制限」にチャレンジしませんか。
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