2021年05月24日
認知症のリスク
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毎日夕方になると入所している奥様の夕食介助をしに来館されるご主人がみえました。
その女性は50代後半からアルツハイマーを発症し60歳の若さで寝たきりでした。
ほぼ毎日優しく声掛けをしながら食事を食べさせている様子が脳裏に焼き付いています。
実は最近、私の身近でも認知症になられた方がいます。
私の父も認知症で苦労をした経験があります。
ますます増える認知症に予防策はあるのでしょうか。
また改善策はあるのでしょうか。
「アルツハイマー病 真実と終焉」デール・プレデセン著という本があります。
一つの項に「これであなたもアルツハイマーになれる」というところがあります。
認知症の原因になるいくつかの要因が解説されています。
・小麦グルテン、乳カゼイン、砂糖の摂りすぎ。
AGEs(糖化最終生成物の蓄積)、トランス脂肪酸の影響
・逆流性食道炎などに処方される強力な制酸剤(プロトンポンプ阻害剤)の服用
(亜鉛、マグネシウム、ビタミンB12などの重要な栄養素の吸収を阻害するそうです)
・コレステロール降下剤(スタチン)の副作用(脳の萎縮リスクを上昇させます)
・運動不足、日光照射不足(ビタミンD不足)
・睡眠不足
・水銀の蓄積
神経への3つの脅威
1,炎症 2,脳補助栄養物質の欠乏 3,毒物暴露
この一つ以上の脅威にさらされると脳のシナプスを破壊して、べとついたアミロイド斑の産生も含め
脳は、現在アルツハイマー病として知られる反応としてこれらの脅威に対応するということになります。
脳の健康は全体的な健康と密接に関係しています。
対応は早ければ早いほどいいともいわれます。
・脳の炎症を予防、低下させるため、トランス脂肪や糖の摂取を避ける
・ホルモン、栄養素、栄養物(食品)を最適化する。
・毒物を除去(水銀、有毒金属、カビの毒性など)
ぜひ認知症リスクの知識を身につけて、一人一人が認知症にならない努力をするべきだと思います。
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