久屋整体

こんにちは、久屋大通駅から徒歩1分の久屋整体です。

先日、70代女性のクライアントさんが「カルシウムを摂るために牛乳を飲んでいる」とのことでした。

その方は膝の膝蓋骨（おさら）が割れて（骨折）鋼線にてつなげる手術をされた方です。

術後の予後が悪く通われています。骨折するとカルシウムをたくさん摂らなくてはと思いますけど実は…。

学校でも牛乳は栄養食品なので給食にも出ている学校が多いようですしね。

体内ではカルシウムはマグネシウムと一緒に働きます。

ブラザーイオンとも呼ばれて理想の比率は１：１と言われます。

ところが牛乳にカルシウムは多く含まれますがマグネシウムは少ないのです。（確か10：1ぐらいかな）

牛乳を飲むことで血液や細胞内のカルシウムが急激に増えて骨のカルシウムが減り、かえって骨を弱くしてし

まうことになります。乳製品を多く摂る北欧の人は骨折率が高いとうデータもあります。

ですから牛乳は嗜好品と考えて好きならば1杯程度にした方がいいのではと話しをしました。

ところがその方は牛乳を好きではないけど身体のために飲んでいるということなので、食品から摂ることをお

勧めしました。小魚、海藻、」緑黄色野菜、大豆、干しエビなどです。

骨はカルシウムだけではなくタンパク質も大切です。建物に例えると鉄骨部がタンパク質でコンクリート部が

カルシウムの役割と言われます。ですからカルシウムだけでは丈夫な骨にはなりません。またそれを組み立て

るにはビタミンＣと鉄が必要です。余談ですが、ある整形外科の先生に骨折した患者さんにビタミンＣ点滴を

施行したら驚くほど速く骨癒合した話も聞きました。骨折をしたクライアントさんには、サプリメントにてビ

タミンＣを日に3～4グラム摂ることを勧めます。（個人差があり、多く摂る方もいます）

確かに骨癒合は早いと実感しています。

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